Bambu Lab

H2D Pro

試作の先へ。
現場で使う一台へ。

AMSを搭載したBambu Lab H2D Proの公式ヒーロー画像
ホットエンド最高温度
350℃
チャンバー最高温度
65℃
デュアルノズル造形サイズ
300 × 320 × 325mm

形だけでなく、
機能まで確かめる。

異なる素材の組み合わせから、高温を必要とするエンジニアリング材料まで。
求めるパーツの特性に合わせて、造形方法を選べます。

エンジニアリング材料ごとの推奨ノズル温度の比較

高温素材を、実用パーツに。

最高350℃のホットエンドと65℃のアクティブチャンバーで温度を管理。PPA-CFやPPS系などの高機能材料に対応し、反りを抑えながら造形します。

材料ごとに推奨設定・乾燥条件の確認が必要です。

専用サポート材を組み合わせた造形例

2つのノズルで、素材を使い分ける。

モデル用とサポート用にノズルを分けることで、複雑な形状の造形に対応。剛性素材と柔軟素材の組み合わせにも活用できます。

組み付けを見据えた、動作精度。

標準のビジョンエンコーダープレートでツールヘッドの動作を補正。造形エリア全体で50µmの動作精度を目指す機構です。デュアルノズルの位置ずれも自動補正します。

動作精度は完成品の寸法精度を保証するものではありません。材料・形状・造形条件により結果は異なります。

設計の検証から、
現場の道具づくりまで。

何を確かめたいかによって、材料と造形方法は変わります。H2D Proで検討できる活用例を、目的別にまとめました。

筐体・部品の試作

外観や持ちやすさを確認するモデルから、部品同士の干渉や組み付けを確認する試作品まで。設計変更を繰り返す工程で、必要な形を手元で検証できます。

検討する条件:外形寸法、はめ合い、表面品質、造形方向。

治具・位置決め具

作業対象に合わせた保持具や位置決め具など、工程に固有の形状を検討する用途に。使用時の温度や荷重に合わせて、材料と構造を選びます。

検討する条件:剛性、耐熱性、繰り返し荷重、使用環境。

複雑な形状・複数素材

サポートが必要な形状では、モデル材とサポート材にノズルを分けて使用。硬い部分と柔らかい部分を組み合わせた構造も、材料の相性を確かめながら試作できます。

検討する条件:素材同士の接着性、サポート除去、温度設定。

活用例は用途の提案です。完成品の強度や耐熱性は材料・形状・造形条件で変わるため、実際の使用条件で評価してください。

素材選びは、必要な特性から。

形状・外観を確認したい
PLA・PETGなどを候補に、形状の再現性や仕上がり、後加工のしやすさを検討します。
熱や荷重の条件がある
ABS・ASA・PC・PA系などから、材料メーカーの物性値と使用環境を照らし合わせて選びます。
繊維強化材料を使いたい
PPA-CF・PPS-CFなどでは、ノズル温度だけでなく乾燥、ノズル径、供給経路まで確認します。

本体の対応材料とAMSで供給できる材料は同一ではありません。具体的な製品名・グレードごとに適合をご確認ください。

社内の環境に、
合わせてつなぐ。

有線LANとWPA2-Enterprise対応Wi-Fiを搭載。設置場所や社内の認証方式に合わせて、接続方法を検討できます。

  • RJ45イーサネットポート
  • 802.1Xネットワークアクセス制御
  • Wi-Fi・イーサネットの物理キルスイッチ
  • 取り外し可能なネットワークモジュール

導入時は社内のネットワーク管理者に接続要件をご確認ください。

H2D Proのイーサネット接続部とネットワーク機能

日々の造形を支える装備。

炭化タングステン製ノズル

摩耗に備えるノズル

炭化タングステン製ノズルを採用。繊維強化材料を扱う際に求められる耐摩耗性を備えます。

プレフィルター・HEPA・活性炭のろ過システム

3段階の空気ろ過

G3プレフィルター、H12 HEPA、活性炭を組み合わせ、造形時の微粒子やVOCの低減を図ります。

設置環境と使用材料に応じた換気も行ってください。

ツールヘッド前面の冷却ファンと気流のイメージ

造形を支える、ツールヘッドの冷却。

ツールヘッド前面のファンで冷却を補助。材料や形状に合わせた温度・冷却設定が、安定した造形を支えます。

造形中の状態を、カメラで確認。

ライブビュー・ノズル・ツールヘッドの各カメラを内蔵。ノズル先端の押出しを監視する機能やフィラメント切れセンサーなどで、造形中の状態把握を支えます。

画像は検知対象のイメージです。監視機能はすべての造形異常を検知するものではありません。

供給する。乾燥する。
材料の管理まで考えた構成。

H2D ProにはAMS 2 ProとAMS HTを同梱。多色・複数素材の運用と、高温での乾燥が必要な材料の管理を、それぞれの装置で担います。

AMS 2 Proの本体とフィラメント収納部

AMS 2 Pro

多色・複数素材のフィラメント供給に。最高65℃の乾燥機能と密閉保管に対応します。

AMS HTの本体とフィラメント収納部

AMS HT

最高85℃の乾燥に対応。材料に応じて、フィーダー経由とバイパス経由の供給を使い分けます。

同梱AMSの主な仕様
項目AMS 2 ProAMS HT
最高乾燥温度65℃85℃
本体サイズ372 × 280 × 226 mm114 × 280 × 245 mm
重量2.5 kg1.21 kg
密閉保管・アクティブ除湿対応対応
フィラメント径1.75 mm1.75 mm

乾燥温度・時間は材料の指定に従ってください。AMS 2 Proで十分な乾燥が難しい場合はAMS HTの使用を検討します。一般的なTPUや一部の繊維強化材料は、AMS HTでもフィーダー経由ではなくバイパス経由での供給が必要です。

本体とともに届く、主な同梱品。

AMS 2 Pro・AMS HTに加え、補正や日々の造形を支える装備を同梱しています。

置く場所と、使い方を整える。

本体の寸法だけでなく、材料交換や日常のメンテナンスを行う余裕も含めて設置場所を検討しましょう。

設置台と周辺スペース
本体は31 kg。AMS、フィラメント、造形物も含めた重量を支えられる安定した台を用意し、ドアや蓋の開閉、配線のスペースを確保します。
電源と室内環境
入力電圧は100〜120 VAC、使用環境温度は10〜30℃。本体とAMSの電源、設置室の換気を確認します。フィルターを備えていても、材料に応じた換気は必要です。
ネットワークと運用担当
有線LAN・Wi-Fiの利用方針、認証方式、設置場所の通信環境を社内管理者と確認。データの準備、材料の管理、造形後の確認を行う担当も決めておくと運用しやすくなります。
造形データの準備
Bambu Studioでモデルの向き、サポート、材料と温度条件を設定。初回は試験造形で寸法や仕上がりを確かめ、用途に合わせて調整します。Bambu Studioについて

導入前に、
確かめたいこと。

造形範囲・設置寸法・接続環境を
まとめて確認できます。

寸法は幅 × 奥行 × 高さ。
仕様はメーカーの変更により更新される場合があります。

造形・温度
造形方式
FFF / FDM(熱溶解積層方式)
シングルノズル
325 × 320 × 325 mm
デュアルノズル
300 × 320 × 325 mm
2ノズル合計造形エリア
350 × 320 × 325 mm
最高温度
ホットエンド 350℃ / ベッド 120℃ / チャンバー 65℃
付属ノズル径
0.4 mm(炭化タングステン)
フィラメント径
1.75 mm

2ノズル合計の値は、デュアルノズルで同一パーツを造形できる範囲とは異なります。

設置・電源
本体サイズ
492 × 514 × 626 mm
本体重量
31 kg
入力電圧
100〜120 VAC、50/60 Hz
最大消費電力
1,320 W(110 V時)
使用環境温度
10〜30℃

AMSや配線、開閉・メンテナンス用のスペースを別途確保してください。

接続・ソフトウェア
有線LAN
RJ45 / 100 Mbps
Wi-Fi
WPA2-Enterprise(EAP-PEAP / EAP-TLS / EAP-TTLS)
スライサー
Bambu Studio(Windows / macOS)
ストレージ
内蔵32 GB eMMC、USBポート
ディスプレイ
5インチ タッチスクリーン
主な同梱品
  • H2D Pro 本体
  • AMS 2 Pro / AMS HT
  • ビジョンエンコーダープレート
  • 緊急停止ボタン
  • テクスチャードPEIビルドプレート

よくあるご質問

どの造形サイズを基準に選べばよいですか?

1つのノズルで造形する場合は325 × 320 × 325 mm、2つのノズルを使う場合は300 × 320 × 325 mmが基準です。使用する素材やサポートを含めたモデルの大きさでご確認ください。

どんな材料でもAMSで使えますか?

AMSの機種や材料によって対応が異なります。一般的なTPUや一部の繊維強化材料など、供給経路に制約がある材料もあります。希望する材料名と用途を添えてご相談ください。

導入の相談には何を準備すればよいですか?

造形したいパーツの寸法、材料、必要な数量、設置場所の電源とネットワーク条件が分かると、構成を検討しやすくなります。未確定の項目があってもご相談いただけます。

つくりたいものから、
導入を考える。

材料、造形サイズ、設置環境。
H2D Proについて、RIMへお問い合わせください。

購入前のご相談