A2L

大きなアイデアを、そのまま形に。
制作の幅を広げる大判3Dプリンター。

作業台に設置されたBambu Lab A2LとAMS lite

思い描いたサイズで、
一度にプリント。

330 × 320 × 325 mmの造形エリア。大きな作品を分割せずに造形したり、小さなパーツをまとめて並べたり。試作品からディスプレイ、日用品まで、広い作業空間が制作の選択肢を増やします。

A2Lの大きな造形エリアと立体作品
造形可能なサイズは、モデルの向きやサポートの配置、プリント設定によって異なります。

広さが変える、制作の進め方。

A1と比べて造形体積は約2.05倍。横幅だけでなく、奥行きと高さにも余裕が生まれます。作品を大きくする、パーツをまとめる、配置を工夫する。作りたいものに合わせて使える空間です。

A1の造形エリアの比較イメージ
A1:256 × 256 × 256 mm
A2Lの拡大した造形エリアの比較イメージ
A2L:330 × 320 × 325 mm

体積比は最大造形寸法から算出した比較です。実際に配置できるモデル数やサイズは形状・設定により異なります。

分割と組み立てを減らす

大きなカバーや展示用オブジェなどを検討するときに。一体で収まるサイズなら、分割位置や接合方法を考える工程を減らせます。

関連パーツをまとめて

収納トレー、模型の部品、複数サイズの試作品などを同じプレートに配置。必要なパーツをひとまとまりで準備する使い方ができます。

高さを生かした作品に

建築模型や縦長のディスプレイ、花器のような装飾品にも。高さ方向の余裕を生かして、プロポーションを保った造形を検討できます。

上記は活用アイデアです。造形の可否はモデル、材料、サポートなどの条件に合わせて確認してください。

大きく造形しても、
細部まで、なめらかに。

造形が進むにつれて変化するベッドの荷重やツールヘッドの位置に合わせ、振動補正を調整。大型モデルの表面の波打ちやゴースティングを抑えます。

アダプティブ振動補正

プリントの開始時と終了間際では、ベッドに載るモデルの重さも変わります。A2Lはベッドの荷重とツールヘッドの位置を補正に反映し、造形中に変化する条件へ対応します。

フレーム内蔵の粒子ダンパー

フレームに内蔵した2つのダンパーは、内部の粒子が動くことで振動を吸収。制御による補正と物理的な振動対策を組み合わせ、背の高いモデルの造形を支えます。

押出しを、自動で整える。

ノズルから出る樹脂の量を調整する「自動流量キャリブレーション」。プリント前の校正と造形中の補正で、フィラメントの状態に合わせた押出しを支えます。

A2L
動的流量補正あり
比較対象のプリンター
動的流量補正なし
メーカー掲載の造形面の比較。左はA2L、右は動的流量補正のないプリンター。右側では表面の乱れや隙間が見られる。
造形面の積層線や、曲面のつながりを比較したメーカー掲載例。

メーカー比較条件:摩耗したノズル、吸湿したフィラメント、ノズルに残留物がある状態。結果は使用条件によって異なります。

造形中の変化を、
センサーで見守る。

長時間の造形では、材料の供給やノズルの状態も大切です。A2Lは押出しの監視と各種センサーを組み合わせ、トラブルの兆候を捉えます。

ノズルへの付着を検知

ノズル周辺に樹脂が積み重なる状態を検知。大きな塊になる前に異常を知らせ、造形の確認を促します。

フィラメントの削れとエクストルーダー内部の図解

フィラメント供給を監視

PMSMサーボエクストルーダーが押出しの状態を把握。フィラメントの削れや詰まり、空打ちなどの検知を支えます。

樹脂が押し出されない空打ち状態のイメージ
空打ち検知:材料が出ないまま動作する状態も監視します。

検知結果は造形条件によって異なります。プッシュ通知にはBambu Handyとクラウドサービスの利用が必要です。

色を重ねて、
作品に表情を。

AMS liteでフィラメントの切り替えを自動化。色を使い分けた作品や、配色を確かめる試作モデルにも対応します。

複数色で表現した鳥の造形例
メーカー掲載のマルチカラー造形例。

AMSを組み合わせ、
最大19色の拡張構成へ。

第2世代AMSにも対応し、AMS liteと組み合わせた多色造形が可能です。対応AMSの乾燥・密閉保管機能を活用して、材料の管理も行えます。

最大19色はAMSを増設した構成での仕様です。乾燥は対応AMS側の機能で、AMS liteには搭載されていません。必要な接続機器・電源・対応素材は構成に応じてご案内します。

A2LとAMSを組み合わせたフィラメント供給構成

色数と材料管理で、
AMSを選ぶ。

まずは色の切り替えを自動化したい。材料の乾燥や保管もまとめたい。制作の頻度や使う材料に合わせて、供給システムを検討できます。

AMS lite

オープンタイプの自動材料供給システム。スプールの状態を目で確認しながら使えます。対応するBambu Lab純正フィラメントはRFIDによる識別に対応し、材料設定をサポートします。

乾燥機能・密閉保管機能はありません。

AMS 2 Pro

自動供給に加え、乾燥と密閉保管に対応。使用するフィラメントの推奨条件に合わせて管理しながら、多色造形の構成を拡張できます。

乾燥には対応する電源・接続構成が必要です。

最大19色は、組み合わせによる拡張。

AMS 2 Proを最大4台とAMS liteを1台組み合わせた構成では、AMS側の16色とAMS lite側の3色で最大19色を扱えます。必要な色数、設置場所、接続機器を含めて構成をご案内します。

立体をつくる。その先も。

別売の拡張モジュールで、ブレードカットやペン描画にも対応。紙の装飾やステッカー、模型のデカールなど、3Dプリントと組み合わせた制作に活用できます。

スマートフォンでA2Lの加工台を撮影する位置合わせのイメージ

切る・描くを、一台で。

用途に合わせてモジュールと固定用アクセサリーを選択。カットする素材や厚みに応じた設定で加工します。

モジュール・加工用アクセサリーは別途必要です。レーザー加工には対応していません。

立体と平面を組み合わせて、
作品を仕上げる。

ペンで描く、線の表現。

ペンモジュールを使えば、線画や装飾パターンなどの描画にも活用できます。立体パーツと手描きのような線の表現を組み合わせることで、作品の仕上げ方が広がります。

対応するペンや固定方法、用紙などの条件はモジュールの仕様に従ってください。

A2Lのペンモジュールによる描画

模型と背景をつくる

3Dプリントした建物に、カットした紙の背景を組み合わせる。立体と平面を使い分ける展示制作のアイデアです。

ギフトを仕上げる

立体の小物に、ペンで描いたメッセージカードを添える。贈る相手に合わせた一式の制作を楽しめます。

装飾を重ねる

ブレードで切り出した紙を重ね、立体のフレームに収める。素材の厚みや色の組み合わせも作品の表現になります。

制作例は活用の提案です。カット・描画には別売モジュールと対応アクセサリーが必要です。高精度な印刷後カットはメーカーが今後のアップデート対象として案内しているため、現行機能として含めていません。

作業場所も、使い方も。
導入前にイメージしやすく。

オープンフレームのA2Lは、造形の進み具合を見渡せる構造。制作スペースでは本体の寸法に加え、可動範囲や材料交換のしやすさも合わせて考えます。

室内の作業台に設置されたA2L

動作音を抑える制御

アクティブモーター騒音キャンセリングを搭載。メーカー公表値ではサイレントモードで49 dBとされています。

メーカー測定条件:距離1 m、背景騒音25 dB。設置台や造形条件によって聞こえ方は異なります。

本体の周囲にも余裕を

本体サイズは544 × 529 × 505 mm。ベッドの前後動作、上部のチューブ、AMSの配置まで含めて場所を確保すると、材料交換や完成品の取り出しも行いやすくなります。

AMS lite併用時と単体使用時の設置スペース寸法図
設置スペースの参考図。左:AMS lite併用、右:本体単体。

モデルを選ぶ。準備する。
プリントを確かめる。

Bambu Labのソフトウェアとモデル共有サービスが、アイデア探しから造形までをつなぎます。

MakerWorldで紹介されている造形作品の例

MakerWorld

公開モデルから、作ってみたい作品を探せます。対応するプリンターや材料、作者の利用条件を確認して選びます。

Bambu Studio

パソコンでモデルを配置し、材料や造形条件を設定。プリンターとフィラメントに合わせたプロファイルを活用できます。

Bambu Handy

スマートフォンからプリンターにアクセスし、造形を管理。制作の進み具合を手元で確認できます。

A2L 主な仕様

本体の主な仕様・対応環境
造形方式熱溶解積層方式(FFF)/シングルノズル
最大造形サイズ330 × 320 × 325 mm(幅 × 奥行 × 高さ)
本体サイズ・重量544 × 529 × 505 mm/12.8 kg
最高温度ノズル:300℃/ヒートベッド:80℃
最高速度500 mm/s(実際の造形速度は材料・形状・設定によって異なります)
エクストルーダーPMSMサーボモーター/硬化鋼ギア
ノズル・フィラメントステンレススチールノズル/対応ノズル径:0.2・0.4・0.6・0.8 mm/フィラメント径:1.75 mm
ビルドプレートフレキシブルスチール/テクスチャ付きPEIプレート
主な対応材料PLA、PETGなど(ノズル・プレート・材料の推奨条件に従ってください)
材料供給AMS lite、第2世代AMSに対応/拡張構成で最大19色
拡張機能ブレードカット、ペン描画(別売モジュールが必要)
接続2.4 GHz Wi-Fi
ソフトウェアBambu Studio、Bambu Handy

AMSで供給できる材料は、本体で使用できる材料と異なります。同梱品、オプションの構成、価格・納期はお問い合わせください。

Bambu Lab A2L

制作したいものに合わせて、本体・AMS・材料の構成をご案内します。